元々ブログで春麗用として考察したのかどうか、忘れました。ただ、この方法(あくまで案)は安全飛び込みが出来ないシチュエーションのためのものであって、よって主に対X春麗戦で用いることになりそうです。
これどうでしょうね‥‥文字説明ではややこしく思えるけど実践は可能な気も(もちろん沢山練習しての話)。手が忙しくはあるでしょう。特に(3)が忙しい。
私の手でテストはしてみました。
(1)サギキック
春麗の起き上がりにサギキック(立ち小キックの後期重ね)をします。この後スクリュー間合いギリギリまで離れないような位置で。
天昇脚の出がかりは大が最も短くて2フレームらしいです。そうでなくとも後の操作の忙しさを考えてなるべくラスト1フレームを重ねたいところ。
(2)立ち小パンチ2発
遠距離立ち小パンチを、空振り想定の最速クラスで2発打ちます。これはサギキック終了後すぐに始めます。
1回目と2回目のパンチボタンは最速で4フレームしか離れていません(入力は5フレーム差でもまあよし)。指2本でやりましょう。
(3)急いでスクリューレバー
立ち小パンチ2発目の時点でレバーを→または←に入れておくのがよし。ここから7フレーム以内にスクリューレバーを完成させます。とても忙しいです。しかし人間に不可能ではなく。
(4)3回目の小パンチボタン
スクリューレバーが完成したら同時に3回目の小パンチボタン。このボタン「離し(=スクリュー)」が2発目の小パンチボタン押しから8フレーム後になるぐらいを目指して。
3回目の小パンチボタンは、なるべく1フレームで離すようにしたいです。
何をしたいのかというと、「サギキックのガード硬直終了をしゃがんで待つ春麗の頭上で立ち小パンチを空打ちしつつスクリュー入力」です。すなわち、天昇脚でスクリューを返そうと溜めを解除した瞬間に立ち小パンチをガードしてしまう形を狙っています。
ザンギ側の操作のブレ(微調整)はありますが、例えばこんな形になったらどうでしょう。
「春麗のサギキックガード硬直ラストフレームまで頭上に立ち小パンチの伸びきりがあって、リバーサルフレームでそれが連打キャンセルにより消され、次フレームでスクリューが来る。」
リバーサル天昇脚でスクリューを返そうとした場合、もし春麗がガード硬直終了寸前まで待ってレバーを入力しようとすれば、立ち上がってザンギの立ち小パンチをガードしてしまいます(ザンギは立ち小パンチの伸びきりを最大で4フレームの間置くことが出来る)。
リバーサルフレームの次フレームにはスクリューが成立するので、通常技も百裂もジャンプも無意味。
スクリュー入力が1フレーム遅れても話は大きく変わりません。
【参考】
溜め系の必殺技は、発動に2フレームを要します。すなわち、溜め解除のフレームと、最終方向にレバーを入れるフレーム。
ガード硬直ラストフレームまでしゃがんで待ち、次フレームで天昇脚発動ということは出来ません。その前に溜め解除で立ち上がる必要があります。このシステム情報はT.akibaさんのサイトより。
春麗がスクリューを返そうとするならば、以下の3つの方法になりそうです。
1つは、ザンギの立ち小パンチ2発空打ちの合間にレバー上を済ませてまたしゃがむもの。そしてリバーサルタイミングに合わせてキックボタン。
2つ目は、ザンギが2発目の立ち小パンチを連打キャンセルで消したフレームに合わせて溜め解除、そして次フレームで天昇脚発動。
どちらもかなり難しい(ザンギ側の操作のブレを予想して合わせないといけないのもあり)。
3つ目は、サギキックをわざと食らってしまうまたはガードしてすぐ立ち上がるもの。
ザンギはサギキックから立ち小パンチ1発目までを連続ヒットまたは連続ガードさせ、これをキャンセルしてスクリュー失敗ポーズ(またはバニシング)を提供することになってしまいます。
これは仕方なく、見切ってスクリューボタンを止められるならそうしたいですが、諦めでも良いかと。最初のサギキックから食らわれた場合は早めに変化に気付くのでストップもしやすいと思いますが。
サギキックをしゃがみ食らいするのも手ではあります。食らい硬直中は立ち⇔しゃがみの以降がないため、簡単にリバーサル天昇脚を出せます。
【大事なこと】
なぜサギキックの後に立ち小パンチを「2発」空打ちするのでしょうか。
それは「立ち≫立ちの連打キャンセルで出した技は必殺技でキャンセルされない」というシステムを利用したいためです。
つまり、春麗がリバーサル直前で立ち上がって立ち小パンチ2発目をガードした際に、ザンギはキャンセルスクリュー失敗ポーズを提供しないで済む(改めてスクリューをすればよい)という狙い。
最後のスクリュー入力は、連打キャンセルしゃがみ小パンチ出がかりキャンセルで出すか、連打キャンセルジャンプ予備期間キャンセルで出すか、どちらかにしないといけません。
【問題点】
春麗が天昇脚での返しを狙っても失敗しやすい、というこの案ですが、天昇脚は出させて頭突きでピヨらせるという強烈な選択もあり、出させないことがどれだけ得なのかという問題もあります。ただし保険としての価値はゼロにはなりません。