対戦攻略をするにあたって、私には昔から方針があります。
(1)1フレーム精度
コンボやその他で1フレーム精度の操作を要求されるものを、基本的には除外します。ただし、それが成功時にリスクより遥かに大きなリターンをもたらすならば参考として扱います。
2フレーム精度の操作は、十分実戦レベルであるとしています。
1フレーム目押しでも、小中大パンチのずらし押しで「どれかが狙うフレームを拾えばOK」の類は、これも実戦レベルとして扱います。
(2)ピク見と識別
相手の動作を識別せず、ピクリとでも動いたらとにかく反応する「ピク見対応」を、最速0.1秒ほどとしています。
ピク見ではない、例えば「相手が前ジャンプしたら」や「ダッシュグランドアッパーが来たら」などの識別モノは、ある程度時間がかかるものと考えます。
ピク見対応と識別対応に根本的な境目はなく、どれだけ対象物に見慣れているかの程度の問題でしかないわけですが、とりあえずは差のあるものとして扱います。また、識別対象が大まかであるものほど対応は早まるとしています。例えば、「ダッシュグランドアッパーが来たら」よりも「バイソンがダッシュ系の技を出したら」の方がこちらの対応が早まるという具合の扱いです。
Xリュウの攻略なので中ゴスに関しての断りですが、これは識別立ちガードされるという前提で話を進めます。これも散々やって慣れれば食らう理由のない速さの技です(対Xキャラ遅デビューオヤヂの私は現状よく食らうけども)。
(3)相手の手先のミスを期待しない
ザンギマシーン極意書2010でも述べましたが、マシーン軍団のポリシーです。これはより強い相手に勝つためという目的から必然的に出て来るものでしょう。
対戦攻略の段階で「相手が昇竜をミスったらウハウハ」のような内容は基本的にありません。
それから、(1)に反して相手は1フレーム精度の操作をこなすという前提もしばしば用いられます。