立ち小パンチしゃがみ小パンチソニックの形を「ノーマル仕込み」と呼び基本形とすれば、以下の2つを仕込み撃ちの特殊テクニックとして挙げることが出来ます。
(1)同時押し仕込み
ターボまでのガイルにて。
立ち小パンチしゃがみ小パンチのところを、立ち小キックから同時押ししゃがみ中パンチに変えます。
これの利点は、全ての相手のしゃがみ姿勢に対応しているところ。つまりしゃがんでスカされる技を含まないところ。よって通常時の連携として使えます。
(2)空仕込み
開発当時は早仕込みと呼んでいましたが、今後は空仕込み(からじこみ)とします。
どんなテクニックかというと、最初の立ち小パンチを相手に当てない(空振りさせる)という、ただそれだけです。
ピヨった相手が起き上がる前に立ち小パンチを空打ちしておいたり、またはしゃがんで避けて貰うのを前提で出したり。
立ち小パンチを当てないということはヒットストップがないということで、連打キャンセル受付がすぐ終了してしまうということになります。短い時間でレバー先溜めを済ませないといけないので、手は忙しくなります。
使用目的は主に相手に当てる通常技を減らし近距離をキープすることです。
(番外)究極仕込み
究極仕込みは1フレーム精度の入力が必要で、実戦投入はなかなかに難しいでしょう。
ストIIには「打撃技モーション終了後の最初のフレームは必殺技を出せない」というシステムがあります。これを利用して、例えばニーバズーカで接近しながら先溜めをし、ニーバズーカ終了後にしゃがみ中パンチ小ソニックなどという仕込み撃ちが可能です。1フレーム精度で中パンチボタンを押さないと虚しく生ソニックが出るだけになります。