先に注意。これは色々なキャラで有効というものではないし、逆に色々なキャラに必要というものでもありません。
2つの要件
a. 空ガードがある程度以上の深さを持つ。
b. ノーガード時に中腰が存在する。
を満たすキャラで行うためのもので、私がすぐに挙げられる該当キャラはリュウケンぐらいです。「中腰」とは立ち⇔しゃがみの途中の判定で、グラフィックだけでなく食らい判定も中ぐらいのものであればこう呼びます。
イサム(1-3-6)ガードは、こちらの起き上がりに相手がめくりを狙って来た場合のガード方法。相手がジャンプタイミングや離陸位置、技を出すタイミングなど細かに変えてウラオモテガードの揺さぶりをかけて来ても全部ガードします。
めくりにも地上めくりやサイコめくりなど色々ありますが、ここではジャンプして空中技を当てるものを扱います。また、こちらが起き上がりの場合に「しゃがんでいるこちらに攻撃判定が迫るような低めの相手」は除外します。こちらが起き上がった瞬間、相手は立っているこちらの後頭部にやっと触れるか、それ以上の高さにいる、そんなケースが対象です。
(1)起き上がり時、テンキーの1方向で相手を引き付ける。
(2)ギリギリでテンキー3から6へ高速移動。
手順を文字で書くとこれだけです。↙︎方向で相手の落下を待ち(とは言っても一瞬のことですが)、ギリギリで↘︎→と素早く。
イサムガードが必要である理由およびイサムガードで十分である理由を詳しくは述べません。
レバーを↙︎から高速で↓↘︎→と動かすと↓または↘︎のいずれかが認識されない場合も考えられる、などと色々ややこしいのです。
ここは皆さんで
c. ガードポーズに中腰は存在しない。
d. めくりに使う技は5フレームぐらいの出がかりを持つ。
e. 出がかりに対しても空ガードは生まれる。
などを踏まえて考えてみて下さい。
最もシンプルな考え方は「↙︎の時にガード方向入れ替わり」「↓の時にガード方向入れ替わり」「↘︎の時にガード方向入れ替わり」「→の時にガード方向入れ替わり」「とうとうオモテガードのまま」と5つに場合分けするものです。
ちなみに元々はイチローガード、サブローガードという2パターンがあり、それを一元化したものがイサムガードでした。